シロウト田植え奮闘記-3

次の週末が来て2回目の田植え。とにかく困っているのが苗不足。新たに購入すべきか?田圃の隅に師匠が植えてくださったイセヒカリだけでは心細い。とにかくほうぼうに当たって苗を調達することに。

ここは師匠に頼りたいところだが、このところ忙しくて連絡すらままならない様子。N先生にも話してみたところSさんに取り次いでいただけた。

Sさんは師匠や先生のコミュニティーの農家さんで、我が家の田圃のすぐ近くで田圃や畑をされている方だ。相談したところ、ものすごく親切にして頂けて、余ったイセヒカリの苗を頂けることに。

他にも田圃への水の引き込み方も教えて頂いた。ウチの田圃は3日ほどで干上がってしまうらしく頻繁に水を引き込みに来なくてはならない。1回入れたらずっと溜まってるのかと思ってました!

Sさんから頂いたイセヒカリの苗。
助かりました!

それにしても前回家族で植えたベランダ栽培のコシヒカリたち、雑草に負けそうなくらいちょろっと生えてました。頑張って大きくなるんだよー!

ちゃんと育つのか、不安です。

更に後日、自然農の生徒さんにも声をかけてみた。苗余ってたらいただけませんか!?って。もう恥も外聞もない、必死です笑

そしたら仲間さんに相談してくれて、アサヒの、苗を頂けることに!苗床1号で育てなかったアサヒ!ありがとうございます!!

こうしてコシヒカリ、イセヒカリ、アサヒを手植えすることができた。その間、苗床1号でなんとか頑張って育った固定種の赤米と緑米を、かみさんが平日仕事終わりに3日ほどかかって植えきった。手植えって、本当にハードワークです。慣れたらもっと早くできるだろうか!?

苦労しただけに、ハンパない達成感!
満を持して我田引水!田んぼっぽくなった!

シロウト田植え奮闘記-2

6月28日。ついに苗を植える段階に!このところI師匠が多忙でコンタクトも取れにくく、自分たちだけで田圃づくりを進めている。自然農のN先生を見かけては聞いて、その教室の生徒さんにも聞いてみてと、なんとも危なっかしい状況だ。しかし、自分たちの食べるお米だ。いつまでも師匠に頼らず、見様見真似でもいいから自分たちの意思で進めねばならない。

田植え第1号はコシヒカリ。保険のためにかみさんがベランダで育てていたものだ。しかしかなり小さい。まだ半端な状態だが植えてみることにした。

ベランダ育ちのコシヒカリ。針のように細く、ちょっと早かったか?

その前に畝に目安のラインを引く作業から。今回は列の幅を40cm、株間を30cmとした。株間に余裕があると植えられる数は減るが、苗が日の光を浴びやすくよく育つとのこと。また草刈りがし安いのもメリットだ。

その間隔をモノサシのように最初に引いておいて、それに沿って植えていく寸法だ。

短い辺の向かい合わせに3本竿を立てる。向かい合わせどうしの竿をあらかじめ30cm間隔で印をつけた紐で結ぶ。

初の田植えということで子供らも強制参加。貴重な労働力だ。

次に列の幅の目安になるモノサシを竿を利用して作る。

菜園用の竿に赤いテープを40cm間隔で付けていく。
苗床から苗を引き剥がす。なるべく根を引きちぎらないように水をかけてほぐしながら。
植える場所の雑草を引き抜いて土をならして植えやすくする。
植えたところ。細っ(汗)枯れずに生き抜いてくれよ、コシヒカリくん!

この田植えも想像以上に大変だ!ホーでならしたとはいえ根深い雑草や石ころを植える状態にもっていくのに手を焼く。

1時間で5〜6列がやっとだ。1つの長方形で40列、それが6つで240列。ということは全部植えるには43時間。1日で6時間作業すると7日間必要。梅雨が開けるまで週末は残り3回しかないとすると、、大丈夫なのか??そんななか、次女が脱落した。辛すぎて二度とやりたくないと車に閉じこもる始末。やはり、これはヤバいです…(汗)

シロウト田植え奮闘記-1

我が家の田圃の田植えが6月に入ってもなかなかゴールが見えてこない。苗床の稲はほぼ全滅、田圃の準備も途中。かなり出遅れている。

田圃の準備に溝掘りがある。今回手植えする上で採用した田圃は、田植え用に溝を四方に巡らせる仕様だ。

手植えにはそれなりに時間を要する。最初の方に植えた苗が水不足にならないように、畝の周りに溝を掘って水を溜めておいて、苗の土の水分をキープする仕様だ。

水を張った後に植えるとなると、泥上の土に足を取られ動きづらく効率が下がる。この方法だと土を程よく乾いた状態にしつつ、苗への水やりも不要ということだ。

この溝掘りが結構時間がかかる。スコップをグサッと刺しては水を含んだ泥状の田圃の土をよっこらせと持ち上げて横へ放る。これは重労働だ。

溝掘りにはかみさんも苦労していた。やはり力が要る。男の自分は力任せに比較的早い。

午後もたっぷり使ってなんとか残りの溝を掘りあげる。が、まだ終わりではない。次は畝を平にする作業だ。

ヒビ割れたり踏んだあとにできた凸凹の地面。
平にしたあとの地面。平にすることで苗の成長を均一に保つ。

そこで役に立ったのが『ホー』と呼ばれる農機具。西洋発祥のクワのようなもので、掘るというより削る動きに特化した道具で、軽くて疲れにくい。これは便利!

縦に横に色々削れる三角ホー。
広い範囲で雑草を削るのに適した窓あきホー。土がこびりつきにくく軽量化の意味もありそう。

便利な道具だが結局は重労働。腕と腰がヤバいです…(汗)かみさんとヒーヒー言いながら6面分の長方形が出来上がった。半端な三角形の土は諦めることにした。梅雨が開けるまでに全面田植えする自信がないからだ。

なんとか6面分長方形の畝?が出来上がった。

ジャガイモ収穫とカボチャ苗植え

久しぶりに里山の畑へ。ジャガイモの収穫と、カボチャの苗植えにやってきた。

普段はかみさんが面倒を見てるが、基本放置の自然農法なだけに、雑草の勢いもなかなかだ。

ジャガイモの畝、のはずだが
えらいことになってる。

早速雑草を取り除きながら土を掘り返して地中のジャガイモの発掘に取りかかる。

中央に黄色く枯れているのがジャガイモの茎。

掘り進むと黄色いジャガイモがコロコロ出てくる。思ったほど大きくなく、少々残念ではあるが小粒揃いの収穫だ。

収穫したジャガイモ。
小さいながらも自分の畑の収穫は嬉しい。

驚いたのが地中のジャガイモがナメクジに喰われていたこと。こんなところにもナメクジが!掘り進めばナメクジが出てくる出てくる。

普段は地上にいるはずのナメクジが
地中の中でも平気で活動しているとは。

最初は気味が悪かったが、慣れてきたら掴んで地面に踏んづけて退治していた。虫への免疫も農家への第一歩だ。

ジャガイモの収穫を終えたら、今度はその畝にカボチャの苗を植える。かみさんがベランダで種から大事に育てた。

頑張って大きくなるんだよ。
我が子を送り出す心境だ。
ジャガイモを掘り起こした後に植えた
カボチャの苗。
この後防除対策て網を被せた。

しばらくするとAさんがやってきた。何年ぶりかにお会いしたが、近頃この畑のお仲間になったとのこと。また飲みにいきましょー!

別の畝ではキュウリの苗を植える。
こちらもベランダ生まれの我が家ブランド。

雑草から大豆を救う!

先週の長雨は大豆や小豆にとって恵みの雨となったようだが、それ以上に恵みを得たのが雑草だ。

豊作!…と思いきや、ほぼ雑草だ。

大豆や小豆を覆い尽くすこの雑草の種類は、N先生曰くタデ科とのこと。蓼食う虫も好きずきのタデらしい。それくらい食用には向いていないということか。

そして今回は特別ゲストとして義兄さんに参加いただき、雑草バスターとしてご協力いただきました!

我が家の戦力の娘たちが、テスト勉強やアイドル研究で参加できなかったので、大いに助かりました!

義兄さん、ありがとうございます!

雑草の背がそれ程高くなく、長雨の後ということもあり、比較的簡単に引き抜けたのが幸い。N先生とあわせて大人4人で一気にやってしまいます。

無事に大豆たちを救出。
もう1週間遅れてたら難儀だった。
こちらは小豆。結構少なかった。
ヒヨドリに食われたか??
後で植えた黒豆がグングン育っていた。
大豆より肉付きがよくたくましい。
この白い花は??
なんとニンジンの花とのこと。
種を採るために放置しているとのこと。
こんなにデカくなるのだ。

黒豆を植える。

午後からはI師匠の作業場に移って、植える黒豆の種取りに。

乾燥してカラカラになった黒豆。

昨年栽培して種の採取のために乾燥させてとっておいた黒豆の枝には、種の入ったサヤが付いている。

乾燥するとサヤは自然に割れて豆が出てしまうらしい。それでも割れずに残っているサヤも多く、それを手作業で割っては種豆を集めていく。

サヤを割って現れた黒豆の種豆。

中にはヒビが入ったり虫食いがあって、おそらく発芽は難しいであろうものもありますね。無事に目を出して欲しいもんです!

畝の土を3cm程横長に掘って、種豆を投入。
おなじみ保田ぼかしを投入してます!
頑張って発芽するんだぞー!

種取り作業が終わったら畑へ移動。N先生が畝の土を掘った後に、種蒔きにか欠かせない保田ぼかしをパラパラっと振っていく。

その後に黒豆の種豆をババッと蒔く。傷ついている豆も多く発芽率が微妙なので、一度に10粒近く蒔いた。

今回は10m程蒔いた。
雑草に埋もれながらも育つ小豆。
発芽がいまいち少ないようだ。
最初に植えた緑大豆はスクスクと育ってます。雑草は抜いたあとそのまま草マルチに。

雑草との闘い!

2週間ぶりに大豆たちの畑にやってきました。今日の目標は黒豆の種植え。

とはいえ、他品目を植える畑は色々やることがあります。とにかくこの時期欠かせないのが雑草とりです。

畝を覆い尽くす雑草。
一応、小豆を植えてるのだが
完全に雑草がメインになってますね。

農業で一番大変なのが、この雑草との闘いとのこと。農の先輩方が必ずそうおっしゃっています。無農薬なんて言い出したら、年間労働の半分以上がこの仕事とも言われています。

ということで、黒豆は午後に回して、先ずはN先生が育てている落花生の雑草とりからスタートです。

これが落花生。
丸い葉っぱがマメ科らしいですね。
右の畝の落花生を、雑草から救い出します。

雑草の背丈がちょうど落花生と同じくらいなので、ぱっと見では見分けが付きにくい。落花生の丸い葉を見つけ出し、周りの雑草を丁寧に根っこから取り除いていきます。

これが落花生の花。かわいい黄色い花です。

N先生曰く、この花は枯れると落ちるらしく、それが落花生の名前の由来とのこと。今まで気にもしてなかったが、そういうことなんですね。

で、花のあとに残されるのが子房柄という蔓のようなもので、それが成長し土に潜り込んで、土中でその先端に豆のサヤを作るらしい。

農業をやってると、この歳になって初めて知ることが沢山ある。もう50になるというのにね〜(汗)

落花生の草取りが終わったら、次はトウモロコシの水やりです。この水やりというのも雑草とりと1,2を争うルーティンワークですね!

トウモロコシ。水を欲しがる性質らしく
雨が続かないと水やりが大変です。

今日は雲一つない晴天。ですが、成長にたっぷりの水が必要なトウモロコシには酷なのでしょうね。ジョウロで何往復もして水をまきました。

こちらはN先生が作っている
カボチャの花です。
カボチャは横に地を這って伸びるとのこと。手前と奥の畝に植えて、実を中央に集約する。

ピンチなんですけど…

苗床が心配で、雨の中様子を見に行ってみたが、、

スクスク育ってそうだけど
実は殆どが雑草!

自然農法に則ってやってますが、まず失敗してるのが土作り。正しくは雑草の種の混入を避けるため、深いところの土を使うべきなんだが、作業に追われて、表面の土も被せてしまったため、雑草が至るところに芽吹いてしまっている。

困ったことに、代表的な雑草がイネ科ということで、苗と雑草の見分けがつかない!

これも雑草だよねぇ…

根本が赤っぽくなってるのが、どうも雑草臭い?根が深くなる前に、抜いとかないと!

雑草を抜いてはみたものの
だいぶ少ないけど、これでも稲かどうかは
怪しい…。

しかも稲と思われる苗が少なすぎる。種籾が全然発芽していない??う〜ん、どうしたものか(´-﹏-`;)

I師匠が新たに作ってくれた苗床。

この状況を見かねて、その隣にI師匠が苗床パート2を作ってくださってました。鳥よけに網を張って、草マルチが張られています。

こちらは先週、かみさんと師匠が作った
苗床パート2イン田んぼ。

先週様子見して、不穏な状況だったので、かみさんと師匠が、田んぼの余ってるスペースに苗床を増設したのがコレ↑。

まだ芽が出てない様子。しかも、なんだか穴が開いて種籾が散らかってるところが?

網に空いた穴から籾殻が?

そのそばに白い鳥のフンも!どうもカラスか雀かが食い荒らしたらしい。なんとも目ざとい!

もーどおしたらいいのかね。そういえば自然農法教室の生徒さんの方はどぉなってるのかな?

こちらが生徒さんたちの苗床です。
キレイに生え揃ってます!

丁寧に作ってらしたからなぁ〜、雑草がほとんど無くシュッと伸びた苗がビッシリ。

やはり丁寧に仕事しなくてはならないのだ。失敗してわかることがあるというが、時すでに遅し…(汗)

まぁこの失敗を通して、来年の糧にはなったが、今年はどおしたものか??

小屋っぽくしてみた

この頃の日差しはかなり厳しくなりました。こんな中で農作業してたら干からびてしまう!なので休憩できる屋根付きの小屋を作ってしまえ!

とはいえ、地元の農家さんにお借りしている土地に小屋を建てるのは、さすがにアウトとのこと。

そこでN先生の提案で、元々ある道具置き場に、少し離れた場所に簡易な支柱を建てて、取り外し可能なブルーシートを屋根代わりに取り付ける、そんな計画を実行する事に!

穴を掘って、端材を組み合わせて
支柱を埋める。
これを2セット設置する。

一番難儀したのは穴掘り。50cm程掘ろうとしたが、30cmほど掘ったところで石ころゴロゴロの地層にあたって、スコップでは歯が立たなくなった。

地面の下がどうなってるかなんて気にしていなかったが、栽培に必要な土は意外に薄っぺらい表層だけかもしれない。

畑というものは、だいたい畝を高く盛り上げて植栽するものだから、地中深くまでフカフカな土は必要ないのかな。水はけの事を考えると、この石ころゴロゴロは畑に向いてる良い土地と言えるのかも!

ともあれ、さらに掘り進むため、生まれて初めてツルハシを振るった。体幹ゼロの内勤リーマンの僕にはキツかった!あまりのへっぴり腰にN先生も苦笑いだ。

なんとか地中に土台を埋め込んで支柱が完成!

N先生がインパクトでネジ留めして、あっという間に支柱が完成!

この時間は西日だが、
朝から午後にかけてゆったりと
影を落としてくれる。
ブルーシートをターフのように
支柱と物置の間にかけてやる。
見よこの堂々たる出来栄えを!!
押部谷の一夜城の完成だ。

休み休み、実質3時間ほどで完成。簡素ではありますが、日陰を確保できたことで、農作業効率は飛躍的にアップするはずだ。また一歩農家に近づけたかな??

今回もN先生に頂いた新玉ねぎが
食卓を彩りました。
これは先週頂いた島らっきょう。
葉を味噌と炒めて、
ホイール焼きにしたらっきょうに
和えて頂きました♪

そして苗床は今…?

種籾を植えて2週間、どうなっているかな…

わっ!苗床を取り囲むように雑草が伸びてる!
草マルチの間から青いのが伸びてるが…?!
これ、稲、かな?

稲の苗のように見えて、よくよく調べたら半分以上が雑草だった。苗床に被せた土に雑草の種がたくさん入っていたからだ。

正しくは地中の土を使うのだが、つい横着してしまった…。短時間で欲張って広範囲の苗床を仕上げようとした結果だ。

ともかく、これでは田植えどころではないので、I師匠にすがりついてみた。

なんとか師匠の助けで足らずの分を、改めて苗床から植え直すことにした。そもそも、種籾にとってこの土は水はけが良すぎたみたようで、新しい苗床は保水力の高い、田んぼの中の空きスペースにすることに。

師匠、宜しくお願いします!

この手前あたりに苗床を作る。
2週前に刈った雑草がもうこんなに…